地球儀は、理科の学習にも使えるすごいツールです。
地球儀は地球をミニチュア化したものです。
ごぞんじのように、地球儀の構造は球体が斜めになっています。
これは、実際の地球の地軸(北極と南極を結ぶ軸)の傾きである23.4度を示しています。
地軸を中心に地球が1日1回自転することで、昼夜が生まれます。
地球をくるくる回して遊びながら、「地球はこっちに回りたいかもね」と
左から右に自転していることを教えてあげるといいでしょう。
地軸の傾きによって四季が生まれます。
日本では夏至や冬至があり、北欧では1日中太陽が沈まない白夜が訪れます。
北半球と南半球では1年を通して気候が逆になることや、赤道近辺は気温が高い地域が多いことなど
理科的な知識をともないながら、地理的な知識も増やしていくことができます。
子どもを太陽、親を地球に見立て、親が地球儀を持って太陽の周りを回り
「今、日本は夏? 冬?」と季節を当てっこします。
「月はどこにあると思う?」
「夜になると星が出るのはどうしてだと思う?」と、
天文分野の知識にどんどん広げていくこともできます。
『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』の153、154ページより抜粋
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