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無地リフィルに直接印刷

近年、印字品質の向上や小さな用紙への対応等、家庭用プリンターの性能も向上したため、リフィルへの直接印刷について、その可能性や制限などの情報をご提供させていただきます。

なお、システム手帳専用紙以外への印刷は非推奨となっておりますので、お客様ご自身の責任の下にお試しください。

リフィルへ印刷、その前に

紙質の違い

市販リフィルは手書きを前提としており、プリンターでの印刷に適したコーティング等は行われていません。また、リフィルは一般のコピー用紙などと比べて薄いため、インクのにじみや裏写りが発生する場合があります。

インクの種類

インクジェットプリンターに使われるインクには、「顔料インク」「染料インク」の2種類があり、メーカーや機種によって使用しているインクが異なります。お使いのプリンターがどちらのインクなのか確認しましょう。

顔料インク

顔料インク

紙に染み込みにくく、文字や細い線などもくっきり印刷できます。独自に試してみたところ、裏写りが少ない結果となりました。

染料インク

染料インク

紙に染み込むタイプのインクなので、顔料インクにくらべにじみやすいと言えます。独自に試したところ、プリンターのメーカー・機種・用紙の種類によって結果に違いがでました。使用する製品によっては両面印刷は難しい場合があるようです。

リフィルのサイズ

リフィルのサイズは、多くのブランドで統一されていますが、メーカーによって1~2mm程度の差があり、ピッタリ揃わない場合もあります。また、外国ブランドや、コンパクトサイズやミニサイズなど、独自規格のリフィルもあるので事前に確認しましょう。

リング穴の位置や大きさは、メーカーやブランドによって微妙に異なります。システム手帳職人に収録されているリフィル全面に写真やイラストが載ったテンプレートを、市販のリフィルに印刷すると、穴の位置がずれる場合があります。

弊社で取り扱っている無地リフィルをご紹介します。

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リフィルへ印刷してみよう

用紙サイズのユーザー定義

使用するリフィルのサイズに合わせてプリンターの用紙サイズをユーザー定義します。用紙サイズはお使いのプリンターの「プロパティ」から設定できます。「プロパティ」の設定方法は、それぞれのプリンターにより異なりますので、マニュアル等をご覧下さい。

ポケットサイズへ印刷する際は、プリンターの印刷可能な最小サイズが「L判」までという機種もあります。事前に印刷可能な最小サイズを確認しましょう。

印刷設定

印刷ダイアログのオプション欄で、「システム手帳専用紙以外の用紙へ印刷」を選択してください。

印字位置の調整

A5サイズ・バイブルサイズ・ポケットサイズはフチなし印刷非対応なので、リフィルの周囲に3~5mm程度(プリンターにより異なる)印刷されない余白(印刷マージン)が残ります。そのため、ご使用になるプリンターや、選択したテンプレートによっては、デザインが欠けてしまう場合があります。そんな時は「印字位置の調整」で少し印刷位置をずらすと、全部印刷できる場合もあります。

そのまま印刷したら、下が切れてしまった。

印字位置を1mm上に移動させたら、全部印刷できた。

給紙の際に

リフィルは普通紙に比べ薄いので、プリンター内で用紙が反転する機種や、トレーに何十枚もリフィルをセットして連続印刷すると、紙づまりの原因になることもあります。給紙トレーのガイドをしっかり合わせて、手差しでの印刷をお薦めします。

プリンターの機種によっては、穴の位置が用紙センサーの位置と重なってしまい、給紙が正しく行われない場合があります。

プリンターガイド