開発背景
環境に優しいシステム手帳の誕生

革にストーリーを求めて探している中出会ったのがオリーブレザーだ。スペインでは通常オリーブの葉は焼却廃棄されているので、その活用は廃材の有効活用であり、焼却しないことで二酸化炭素の排出量減少にも貢献している。そのオリーブの葉のエキスで鞣されたオリーブレザーは環境に優しく、意識の高い人達の支持はもちろん、まさに語れる革なのである。
しかしヨーロッパほど環境意識の高くない日本で、このコンセプトがどこまで響くか心配ではあった。それを後押ししたのがこの革自体の風合いの良さと、ヨーロッパならではの色彩の鮮やかさである。ダ・ヴィンチのラインナップにはなかった柔らかな革と、ライナー(内革)のピッグスキンとのコンビネーションにより実現した「オリーブレザー」。薄くて軽いジャストリフィルサイズ商品を主軸とし、多色での展開となった。
