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開発背景

目を奪われるほどの品格

ボックスカーフ

生後半年以内の仔牛の原皮にクロム鞣しを施した革を、一般的にボックスカーフと呼ぶ。ドイツの名門タンナーであるペリンガー社製の『クリスペルカーフ』は、品のある光沢と美しい水シボが特徴の、まさにボックスカーフの最高峰といえる革である。

通常クロム鞣しは数時間〜1日程度で鞣すのが一般的と言われているが、この『クリスペルカーフ』はクロム鞣しのプロセスに150時間という長い時間をかける。時間をかけて休ませながら鞣すことで革の中のプロテインとクロムがよく定着し、しなやかな革が出来上がる。この丁寧に時間をかけるプロセスによって、クロム鞣しの革でありながらゆっくりとした経年変化も楽しめる。

Davinciシステム手帳のフラッグシップモデルとして、出会った瞬間にこの革を採用することを決意した。それほどまでに美しい革なのだ。高貴な品格を纏ったこの革は、自分を高めてくれる最高の相棒、もしくはあなたの分身になるだろう。

ボックスカーフ
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ボックスカーフの特徴

ボックスカーフ
南ドイツ産牛革
鞣し
クロム鞣し
染色
アニリン仕上げ(水染め着色)染料を主体とした着色方法で、革本来の特徴を生かした仕上げ
水シボ加工
揉み加工により、優雅な水の流れをイメージさせる一方向の細かな皺が特徴
経年変化
ゆっくりではあるが、使用を重ねると光沢が増し、水シボの陰影が気持ちよく浮き出てきて、手に馴染むようなしっとりとした革質になる。

革の中で、きめ細やかさ柔軟さで優れているのが生後6ヶ月以内の仔牛の皮であるカーフ。その中で最高とされているのがボックスカーフ。そのボックスカーフの中で、革好きの人たちから高い評価をされている希少皮革がボックスカーフシステム手帳の革、「クリスペルカーフ」である。